大人気漫画『鬼滅の刃』の第187話についてネタバレ紹介!
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『鬼滅の刃』第187話のネタバレ
初めて出会う二人。
縁壱には無惨が、暴力的な生命力に満ち溢れているように見えた。
呼吸を使う剣士には「もう興味がない」と言う無惨は間を置かずに縁壱へ攻撃を仕掛ける。
異様な間合いの広さで、縁壱が避けた先のはるか後方まで竹が斬り倒されていく。
その攻撃に危険を感じた縁壱は生まれて初めて背筋にひやりとするものを覚えた。
そして”透き通る世界”により縁壱が見た無惨の身体には、七つの心臓と五つの脳があった。
それを見た瞬間に縁壱の中で剣技の型が完成する。
その光景をただ見ているだけだった炭治郎はそれをヒノカミ神楽の十三番目の型だと察し、知りたいと思うのだった。
縁壱の完成した剣技を受けた無惨は肉体の再生も叶わないことに困惑を見せる。
縁壱の赫刀は無惨にも十分に効くものだった。
動けなくなった無惨に向け、縁壱はそれまでどうしても聞きたかった、命を何だと思っているかということについて問うが、無惨は何も答えない。
無惨はただ怒りに囚われた表情で縁壱を見るだけで、縁壱は自分の言葉が無惨の心には届いていないのだと感じた。
ふと無惨と共にいた女に目を向けると、女は無惨を助けることもなく無惨を凝視している。
女には不思議なことに恐怖も焦りもなく、動けなくなっている無惨に希望を見るように目を輝かせていた。
それを見た縁壱は、女より前に無惨に止めを刺すことに決める。
すると無惨は、食い締められた奥歯が砕ける音とともに自らの肉体を千八百もの肉片に分散させ、勢いよくはじけ飛んだ。
縁壱はそれらのうち千五百と少しまでは斬ることができたが、残りは小さすぎて逃してしまうこととなった。
その後、残っていた女が泣きだし、倒れ込んだ。
女は無惨を取り逃がしたことを悔しがっている様子で、無惨が頸の弱点を克服していたことを嘆いているようだった。
そして自分が未だ死なないことに驚いた女は、そのまま縁壱に無惨について詳しく話しはじめた。
女の名前は珠世。
無惨の力が弱まったために無惨の支配から一時的に逃れることができたようだった。
そこで縁壱は珠世に、無惨を倒すための手助けを乞うことにした。
そして合流した剣士たちによって、縁壱は兄が鬼になったことを知る。
さらには無惨を取り逃がしてしまったこと、珠世を逃がしたことを罪に問われ、縁壱は鬼狩りを追放される。
一部の剣士からは自刃も求められたが、当時まだ六つだった当主がそれを止めてくれた。
縁側に座り語る縁壱は、自分が鬼舞辻無惨を倒すために特別強く造られた人間なのだろうと言う。
そしてだからこそ、無惨退治をしくじったことを後悔し、自分を心苦しく思っていた。
炭治郎はかける言葉が見つからず、その体の持ち主である祖先の炭吉ならばあるいは何か言ってくれるかもしれないとも思ったが、炭吉の口からも言葉が出ることは無かった。
それを炭治郎が痛ましく思っていると、ふと、炭吉の小さな子が縁壱の袖を引き「だっこ」を求める。
それを見た炭吉も縁壱に促し、縁壱は子供を高くだっこする。
高く上げられたその子の楽しそうな笑顔を見て、縁壱の目からは大粒の涙がこぼれはじめるのだった。
妻のすやこが収穫から帰ってくると、そこには子を抱きかかえて涙を流し続ける縁壱の姿。
すやこは驚きながらも縁壱をなぐさめ、ご飯をいっぱい食べさせてあげると励ますのだった。
その光景を見ながら炭治郎は、これが記憶の中であり、縁壱は既に何百年も前に亡くなっていることもわかりながら、少しでも縁壱の心が救われることを願うのだった。
『鬼滅の刃』第187話の感想
謎の多い縁壱と竈門家の関係性が見える回でしたね。
縁壱は本当にきれいな心の持ち主で、鬼舞辻無惨を除いたほぼすべての存在を肯定的に見ている不思議な人です。
それゆえに無惨を逃がしてしまったことすら自分の罪と思っていて、そもそも無惨を倒すのが縁壱以外には不可能だと思えるくらいなのに、何とも言えないところです。
縁壱に自刃を求める鬼狩りの人達もある意味すごいですよね。
その倫理観には、時代背景もあったのかなとも思います。その辺の話もいつか詳しく読んでみたいですね。
そんな心のきれいな縁壱は、本人はただ家族と幸せに暮らしたかっただけなはずなのに自分を無惨を殺すために造られたのだと語ったり、飛び抜けた剣技と共にどこかアンバランスなところがあります。
そのバランスを埋められたのが竈門家だったのかもしれませんね。
炭治郎ではありませんが、少しでもその心が救われることを願わずにはいられません。