大人気漫画『鬼滅の刃』の第193話についてネタバレ紹介!
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『鬼滅の刃』第193話のネタバレ
無惨は、死の淵を垣間見た生き物がより強くなって戻ってくるということを知っていた。
死の淵に瀕して、それまでは生きていて必要のなかった力や感覚の扉が開かれるのだ。
その扉を開けないまま死んでしまう者もいるが、扉を開くことができた者は、まさに今、目の前にいる炭治郎のようになる。
炭治郎は禰豆子の力を借りずに刀を赫くし、柱たちもそれぞれの方法によって同じく刀身を赫くした。
しかしそれでも無惨はあの男には遠く及ばないと感じていた。
その男とは縁壱。
無惨の記憶に残る縁壱の赫刀による斬撃は、彼らすら軽く凌駕していた。
十二の型を繋げようとする炭治郎は、六つまで繋げることに成功する。
しかし無惨の脳も心臓も激しく動き続け、攻撃を避けながら胴まで刃を届かせるにはまだ足りていない。
速すぎる無惨の動きに全力で斬りつけ続ける炭治郎の身体は四肢が悲鳴を上げ、肺には抉られる感覚があり、心臓は破裂するかのような苦しみを味わっていた。
まだ夜明けまで一時間もあるという途方もなさ。
炭治郎は先のことを考えず、とにかく今、この瞬間にだけ集中しようとする。
一秒一秒に集中し、それを繋げて夜明けまでこの一秒を繰り返すのだと。
炭治郎の攻撃を受ける無惨は、早くも炭治郎の技の精度が落ちていることを感じていた。
赫い刀身もいずれ戻り、炭治郎もしょせんその程度であろうと無惨は思う。
縁壱は桁の違う存在であり、無惨にとってもそう簡単に生まれてくるはずのないものだった。
無惨が攻撃を仕掛けると、炭治郎は血を吐いて飛ばされてしまう。
だがそこで終わりかと感じた時、無惨は一つの違和感を覚えていた。
炭治郎は明らかに疲弊し、遅くなり、傷を負って息も絶え絶えになっているはず。
それを証明するかのように、今も必死で無惨の攻撃をかわし続けている。
にもかかわらず、なかなかとどめを刺すことができないのだ。
無惨はあることに気づく。
それは、自分の動きもまるで炭治郎と同じように疲弊して遅くなっているということだった。
無惨はその理由が珠世にあると考え、自分が取り込んだ珠世の細胞に対して体内で問いかける。
自分に使った薬は鬼を人間に戻す薬だったはずだが、他にはなかったのかと珠世の細胞に問いかけると、珠世は無惨を挑発するだけで答えようとしない。
無惨は再構成した珠世の細胞をあらためて潰し、今度は珠世の細胞に残っている記憶を読みはじめる。
珠世の記憶の中で胡蝶しのぶが珠世に向かって語り掛けていた。
無惨に使う薬は分解されることを前提に、複数をかけ合わせるべきだとしのぶは言う。
もしも人間に戻す薬が効かなかった場合には、残りの薬がさらに強力に作用するように作ろうと。
その二つ目の薬とは、老化の薬だった。
一分で五十年は無惨を老化させるという珠世の作った薬、無惨がそれを受けてから、少なくとも三時間以上は経過していた。
つまりその間に、無惨は九千年老いていたのだ。
思い返せば髪が白髪のままで、柱たちにも想像以上にてこずっていたことを無惨は思い返し衝撃を受ける。
そこに再び炭治郎が猛攻を仕掛ける。
そしてついに炭治郎は、十二の型をかろうじて繋げることに成功する。
『鬼滅の刃』第193話の感想
無惨が九千年も老いていたというのは驚きですね。
無惨がどこまで不老なのかという点についてはこれまでも明らかにされておらず、検証もしようのないものでしたが、さすがに九千年分も老いてしまえばかなりの影響が出てくるでしょう。
柱たちや覚醒した炭治郎を「この程度」と言ってしまう無惨も大概ですが、じゃあ全盛期の無惨はどれくらいの強さだったのだろうかという。
その気になれば現在の柱たちも簡単に倒せると思っていたということでしょうか。
そんな全盛期の無惨すらも恐怖させた縁壱は本当に恐ろしい存在ということですね。
九千年も老いさせた珠世も、その作戦を考えたしのぶもすごい。
“老い”は基本的には元に戻ることはできないでしょうから、これはかなりの貢献でしょう。
そして炭治郎がついに十二の型を繋げました。
とはいえ繋げただけでは特別な力が生まれるということもないようで、これからひたすら精度を上げていく持久戦に突入していくのでしょうか。
今後の展開も目が離せません。