大人気漫画『鬼滅の刃』の第199話についてネタバレ紹介!
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『鬼滅の刃』第199話のネタバレ
建物のはるか遠く、山の向こうでは太陽がその姿を半分ほど覗かせていた。
壁に押し付けられたままの無惨は恐怖か、目を大きく見開く。
そして次の瞬間、再び巨大な衝撃波を放つ。
他の者たちは遠くへ吹き飛ばされるが、無惨に刀を突き立てている炭治郎だけは左腕を失いながらも持ちこたえる。
炭治郎は手を放すなと自分に言い聞かせる。
刃を赤くしろ、心を燃やせと、願いながら残された右腕に力を込める。
すると、右手だけだった炭治郎の刀の柄にもう一つ、左手が力強く添えられる。
義勇の左手だった。
炭治郎と同じように右腕を失った義勇が後ろから炭治郎を支えるように抱え込み、刀を握る左手に力を込めた。
二人に握られた刀の刀身は瞬く間に赫く染まり、苦しむ無惨は血を大量に吐き出す。
太陽はさらに上り、半分以上が顔を覗かせて空に山に色がつき始めていた。
無惨の顔は黒く灼け、獣のように苦しむ。
体を縮めてしまえば太陽に一瞬で灼き尽くされてしまう。
肉体を守るために肉の鎧を欲した無惨は、全身を膨れ上がらせた。
膨れ上がったその姿はまるで巨大な赤子のようで、義勇は勢いで引きはがされ、残った炭治郎はそのまま無惨の肉の中に取り込まれて行ってしまう。
太陽の光を受けて苦しみに声を上げる巨大な赤子。
体を灼かれ皮膚を焦がしながら、四つん這いになって太陽から逃げはじめる。
日陰に入らせるなと叫ぶ輝利哉の号令により、建物の上から隊士達が本棚を落下させる。
本棚は巨大な赤子に直撃し、赤子は叫び声を上げる。
だがまだ歩みは止まらない。
輝利哉の号令が下る。次は複数の車による突撃。
隠の運転手は全力でアクセルを踏み続けるが、赤子の反撃に遭い、車が潰される寸前に危うく脱出する。
日陰のすぐ手前、今度は赤子の行く手を阻む壁のように路面電車が配置されており、隠たちが全力で巨大な赤子と押し合う。
柱たちがもはや戦えない今、ここで止めるしかないと隠たちは必死に押し続ける。
日の光を浴び苦しむ赤子は腕を振り上げ、上から隠たちを潰そうとする。
次の手を考えるから死なずに逃げろと叫ぶ輝利哉。引かない隠たち。そして振り下ろされる赤子の巨大な手。
その時、風の呼吸玖ノ型”韋駄天台風”が隠たちを潰そうとする赤子の腕を斬り落とす。
着地もままならないほど疲弊した不死川は咳込みながらも赤子の姿をした無惨に罵倒の言葉を投げつける。
右腕を失った巨大な赤子はそのまま路面電車にのしかかり、乗り上げて越えていこうとする。
その赤子の後ろから首にかけられる鎖。悲鳴嶼。
悲鳴嶼と、その後ろには隠たちも付き、巨大な赤子の首にかけた鎖を引いてのけぞらせる。
赤子はその場であおむけに転がされ、全身が灼かれていく。
塵になれと輝利哉が叫ぶ。
日陰には逃げられぬと見た赤子は、続けて足元の土を掘りはじめる。
地面に潜ろうとしているのだ。
悲鳴嶼たちは全力で鎖を引きそれを阻止しようとし、義勇、不死川、伊黒がそれぞれ技を繰り出す。
だが、ついに鎖が千切れてしまい、赤子は地面に潜りはじめてしまう。
しかし誰もが諦めたその時、赤子の中に取り込まれていた炭治郎の赫く染まった刀身に力がこもった。
すると赤子はその場で大量の血を吐き、突っ伏した。
太陽が昇る。
立ち上がり、叫び声を上げる巨大な赤子は黒く灼け、ぼろぼろと塵と化していく。
『鬼滅の刃』第199話の感想
いよいよ決着でしょうか?
無惨を倒すための最大の武器である太陽が完全に昇り、いよいよ無惨の逃げ場はなくなりました。
地面に潜ることも阻止され、さすがにもう逃げ場は無いのでは。
小さくなれば一瞬で灼き尽くされる、だから肉で体を膨らませる。結果、巨大な赤子のような姿になるという展開はなるほどと感心するところもあり、追い詰められた無惨が無垢な赤子のような姿になるというのはどこか示唆的でもありますね。
行進する無惨を阻止する過程で輝利哉が強権をふるいながらも、隠たちの命を一番に考えているのもさりげなく素敵でした。
こうしたところが産屋敷家が長く慕われてきた理由でもあるんでしょうね。
そして忘れてならないのは炭治郎と義勇の共闘。ここは熱かったですね。
腕を失った者同士が一つの刀を持ち、力を込める。
まさに鬼に対する鬼殺隊の戦いを象徴するようでもあります。
しかし皆さん体の一部を失いすぎですよね……
煉獄杏寿郎の時にもこうしたことは語られていましたが、この先が心配です。